念珠 うるう年 2024年版 (尺二寸 108玉)

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販売価格 3,300円(内税)
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※「ゆうパケット(送料250円)」対応可能商品です。

「空と海」を表すブルーで仕立てられたお遍路用の念珠です。



クリアの珠の中に、一つだけクリアブルーの珠が入っております。



親玉から数えて13番目の位置にあり、これは12番札所〜13番札所の道中に位置する「弘法大師出現所」杖杉庵(じょうしんあん)をイメージして、作られております。

白い親玉の中を見ると、弘法大師のお姿が描かれています。


珠をひとつ繰るごとに仏を念ずることから念珠と呼ばれるようになったと伝えられています。巡拝の時、念珠を手にかける場合、正式には最初、右手は中指・左手は人差し指にかけて三回ほどすりあわせ、次に左手にかけ直して読経を行うといわれています。


お手洗いや食事の際は、必ず取り外すのがマナーとされています。決して念珠は首から掛けないようにして下さい。



■サイズ=尺二寸
■材質 =PC
■重量 =約49g


俗に、逆打ちをすると弘法大師に会うことができると言われています。

これは、昔、四国に住んでいた衛門三郎という強欲非道の人がわが子を亡くすという、天罰を受けたという故事が由来となっております。

八人のわが子を亡くした衛門三郎は、過去の過ちを償い、弘法大師に許しを請うために弘法大師の後を追う旅を始めました。

これが「最初のお遍路さん」であるとも言われております。

四国を20回廻っても弘法大師に会うことの出来なかった衛門三郎は、弘法大師が行かれた方向とは逆の方向から(四国を反時計回りに)廻れば、必ずいつかは会えると考え、逆の方向から旅を始めました。



途中、疲れきって倒れたとき、目の前に弘法大師が現れました。

ようやく許しを得た衛門三郎は、そのまま息を引き取ったとされ、これが「逆打ち」の所以とされています。


■衛門三郎が息を引き取ったとされる「杖杉庵(じょうしんあん)」

弘法大師が衛門三郎のなきがらを埋め、彼の形見の遍路の杉の杖を建て、墓標とされました。

これが杖杉庵(じょうしんあん)の名前の由来となっています。

その杖より葉が生え、やがて大杉となり、今なお弘法大師の遺跡として残っている。

第12番札所にて、杖杉庵(じょうしんあん)の納経と御影をいただくことができます。

注)必ずお参りなさってから納経をいただくようにしてください。

■第51番札所:石手寺にて、特別な衛門三郎の御朱印がいただけます。


注)第51番札所の本来の納経に加え、別途希望者にいただくことができます。納経所にてお申し出ください(納経代 300円)

衛門三郎が亡くなる際に、弘法大師は

「そなたの悪心すでに消え、善心に立ち還った。この世の果報はすでに尽きたり。来世の果報は望に叶うであろう」

と仰られ、衛門三郎は来世は一国の国司に生まれたいと願い、息を引き取りました。

弘法大師は小石に「衛門三郎再来」と書き、左手に握らせたと言われております。



その翌年、伊予国(愛媛)の河野家に可愛い男の子の赤ちゃんが生まれますが、左手を固く握って開こうとしません。

そのため、河野家の菩提寺である安養寺の僧侶に祈願をしていただいたところ、ようやく左手の開き、その手の中には「衛門三郎」と書かれた石がありました。

その石は安養寺に納められ、寺名も「石手寺(いしてじ)」と改められました。


本納経帳には、「杖杉庵(じょうしんあん)」「衛門三郎の御朱印(第51番札所)」の専用ページはありませんが、後ろの空白ページにいただくとよいでしょう。

また、上記2ヵ所の納経は、逆打ち遍路の言われとなる衛門三郎にまつわる札所のご紹介であり、必須ではありません。ご注意願います。

「杖杉庵(じょうしんあん)」「第51番:石手寺」のほかに、愛媛の「文殊院」(四国別格二十霊場:第9番札所)もぜひお参りなさってください。



文殊院境内には「衛門三郎由来之図」が掲げられております。


衛門三郎が、弘法大師に会えた年が西暦832年の閏年(うるうどし)だったということで、4年に一度、「うるう年に逆打ち」をされるお遍路さんが増え、今に至っております。

俗説ですが、「うるう年の逆打ち」は順打ちの3回分の御利益があるといわれております。


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