お遍路の心構え
2010-03-04 13:48:26 (187 days ago)
実は、去年、この日記でもご紹介した「おへんろつかさ」の養成講座に申し込みをしたのですが、受講日がことごとく仕事と重なり、結局一度しか受講できずに終わってしまいました。残念に思っていたところ、主催者であるさぬき市観光協会さんより、先月、参加証が送られてきました。何だか、申し訳ない気持ちでしたが、ありがたくいただき、次回、もう少し参加できる状況になってから、また、勉強させていただきたいと思っています。
そして、その参加証と一緒に同封されていたものの中に「四国八十八ヶ所 はじめての遍路」(監修:頼富本宏氏、NHK出版)の本がありました。お遍路とはなんぞやということから、計画の立て方や、準備について、作法やお寺のことについてなどが書かれていました。この本は、始めて読みましたが、初心者のお遍路さんにも読みやすく分かりやすい本だと思います。是非、オススメしたい1冊です!
その本の中に、「遍路の心がまえ」というページがありました。そこには、遍路とは修行の旅であるということが書かれていました。
お遍路の目的、巡る手段や巡り方は、様々あれど、お遍路とは修行なのだと。そして、その修行の一つ、誰にでもすぐに実行できるのがお金のかからない施し『無財七施の修行』であると。ご利益ばかりを願う受身の気持ちだけではなく、遍路の途中で小さなことから心がける姿勢が、温かく迎えてくれる土地の人や他のお遍路さんへの礼儀となるだと。
①眼施(優しい眼差しを向ける)
②和顔施(いつも笑顔を絶やさない)
③言施(温かい言葉をかける)
④心施(思いやりの心を持つ)
⑤身施
(体を使っての奉仕。困っている人を見たら、すぐに手助けする)
⑥牀座施
(自分の席や順番を相手にゆずる。良い場所はまず相手に)
⑦房舎施
(遍路に一夜の宿を貸す。空き部屋がなくて困っている後続の遍路に相部屋をすすめる)
心に響く文章でした。この気持ちを忘れずに、できることから始められるよう、明日からのお遍路行ってきます!!
※さぬき市観光協会(十河孝男会長)は、2007年から同市にある四国霊場八十八カ所の上がり3カ寺や、お遍路の魅力を観光客に伝えるボランティアガイド「おへんろつかさ」の養成講座を主催している。
「おへんろつかさ」について