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お遍路Q&A
西国三十三所 西国三十三所の距離について
 

近畿二府四県と岐阜県の霊場を巡礼していくのが西国三十三所ですが、その距離はどれぐらいになるのでしょうか。

第一番から第三十三番までの巡礼道は約1000kmとなり、四国八十八ヵ所の約1400kmと比較すれば短いのですが、 四国八十八ヵ所のように、四国を時計回りに円のよう札所が位置しているのではなく、西国三十三所は関西に点在する形 で札所が位置しているため、全行程を歩き巡礼する人はとても少ないのが特徴です。

歩き遍路イラスト

第一番札所は和歌山県になりますが、そこから最後の三十三番の岐阜県まで巡っていくとなると、途方もない道のりだと感じる人も少なくありません。

京都市内の札所は札所間の距離が1〜3km程度で歩いて巡礼をすることも出来ますが、一方で札所間は最も札所間の距離が長いところは200km以上(第一番札所〜第二番札所)と、かなり離れております。

近年はこの三十三所を巡礼していく際には、車やバス、電車などの公共交通機関を利用していく方も多くなりました。

幾つか難所はありますが、自分に合った移動方法、ペースで進めていくといいでしょう。

先達さんイラスト

一回で西国三十三所をすべて巡るのが大変だと感じるのであれば、今回は和歌山県だけ、次回は大阪府という風に区切り打ちをしていく形がおすすめです。

また、清水寺などの観光スポットになっている札所や、お寺の上の展望台から天橋立が見渡せる成相寺など景観の良い札所も多いため、自家用車を使うのであれば、ドライブも兼ねて出かけていけばさらに楽しめる事でしょう。

巷で多く企画されているバスツアーでは、参拝だけでなく現地の土産店などにも立ち寄ってくれるため、それほど距離の長さに関しては苦にならない事もあるかもしれません。

巡礼の道のりは長いため、結願へ向けて焦らずゆっくりと時間をかけてお参りされることをおすすめします。

道が狭い、長い登りの階段があるといった難所もありますので、一つずつ安全に配慮しながら札所を巡っていきましょう。