歩き遍路/四国お遍路用品ショップ「いっぽ一歩堂」-歩き遍路の魅力とは

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歩き遍路の魅力とは

歩くことによって心身ともに健康になる。

四国八十八ヵ所を通し打ちで巡礼した場合の道程は、1200kmと言われ、徒歩で巡礼した場合には、40日〜50日かかります。単純計算で毎日、平均して25km〜30kmを歩くことになります。健康な方の歩く速度は時速4km程度ですから、少なくとも6時間〜7時間を毎日歩くわけです。(歩数にして、約45,000歩)
歩くことは健康に良いとうことは、言うまでもありませんよね。毎日同じペースで歩くことにより、心身ともに鍛えられます。私自身も78kgあった体重が、結願した時には67kgと結果的に10kg以上のダイエットをすることができました。
しかも歩いた後は、食事を美味しくいただくことができ、心地よい疲れとともに快適な睡眠を取ることができるのです。

大自然を歩くことにより、心が癒される。

遍路道は、国道をはじめとしたアスファルトで舗装された道が8割を占めます。しかし、お大師様(弘法大師)が歩いたとされる本来の情緒ある遍路道は、今もしっかりと残っています。
険しい峠道や足元の滑りやすい山道ではありますがお大師様の足跡、1,200年の歴史を感じることができるのは歩き遍路だけなのです。その遍路道からの眺望は素晴らしく、心奪われます。
雄大な山々、広大な海、満天の星空など自然環境がたっぷりで、心の癒しを得ることができるのは間違いありません。

お寺の雰囲気をゆっくり味わえる。

バスツアーではスケジュールの関係上、お寺での滞在時間も比較的短いのが特徴ですが、歩き遍路では自らの計画次第ではゆっくり滞在することも可能です。
歩き遍路では札所に着くと、道中の疲れを癒すために境内でまず休憩し、ゆっくりとお寺の雰囲気を味わいます。
せっかくの巡礼の機会ですから、お参りしてすぐに次の札所を目指す、スタンプラリーのような形にしてしまってはもったいないと言えます。
境内に祭られている文化財や建物、お寺に残る伝説が書かれた石碑などを拝観することで、歴史を知り、ご利益をいただくことができます。

四国の人々との触れ合いを通じて、感謝の気持ちが芽生える。

お四国の心温まる文化、それが「お接待」です。
四国の人々は昔からお遍路さんに親切で、道を尋ねるとていねいに答えてくれます。また、見知らぬ人からの飲食物などの「お接待」を受けますが、まったく見返りを期待していないことに驚かされます。
『自分は一人の力で生きているのではない。いろんな人に支えられて生きている。』それを実感し、人間にとって最も大切な感謝の気持ちが呼び覚まされます。

忙しい日常生活や喧騒から離れ、徐々に完成が豊かになってくる。

日常では何かと慌しく時が過ぎ、気付かないこともたくさんあります。
歩き遍路では、時間に追われることはありません。時には立ち止まることもでき、日常と比べ時がゆっくりと流れます。
それに加え、お四国には落ち着いたお寺の荘厳な雰囲気、四国の人々との出会い、多様な地域文化との接触、そして豊かな自然環境の存在により、人間の感性が研ぎ澄まされる要素が多くあります。
普段は気にかけない野に咲く草花や、自然風景を意識するようになり、美しいものを美しいと素直に感じることができるようになるのも、お遍路の不思議な力とも言えます。

「歩く」という単純作業の中で、自分と向き合う時間を多く持てる。

自分を見つめなおすため、あるいは人生の再スタートにおいて心の整理をするために遍路に出る人が近年増えています。それは心の整理ができる環境だからです。
歩き遍路においては、6時間〜7時間の長い時間を歩かねばなりませんが、歩く最中にできることは限られています。
周辺の自然を見渡すなども一つですが、自分の心との対話の時間が大半を占めます。「歩く」という作業は無意識でもできるものです。
だからこそ歩いている最中は、自分自身と冷静に向き合う時間が持てるのです。自問自答を繰り返し、明確な答えが見つからないかもしれません。
しかし、歩き遍路は少なくとも心の整理ができる環境であることは間違いありません。

四国の文化に触れ、新たな発見がある。

四国八十八ヵ所の遍路道の道中には、四国の名所が数多く存在します。
坂本龍馬の生まれ故郷の桂浜や、松山の道後温泉、こんぴらさん・・・etcあげれば、枚挙に暇がありません。
道中、こういった名所に立ち寄ることができることも歩き遍路の大きな魅力の一つです。
また「食」に関しても同様です。「徳島ラーメン」(徳島)、「カツオのたたき」(高知)、「鯛めし」(愛媛)、「さぬきうどん」(香川)など、現地での楽しみも増え、四国に行ったことのない方も、四国の文化を 新たに知ることができ、発見も多いと言えます。