お遍路地図/四国お遍路用品ショップ「いっぽ一歩堂」-歩き遍路の心得

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お客様の声

歩き遍路体験ツアーに参加をご検討されている皆様へ

ここでご案内している歩き遍路体験ツアーは、遍路セミナー「はじめの一歩」と同じく、私が個人的にボランティアで行う活動の一つであり、「北河内遍路の会」の「講」として行うものであります。

歩き遍路は、基本的に一人で歩くものです。ですから、一人で歩ける方、又は、複数で歩くにも自分達で踏み出せる方には、必要の無いツアーであると考えております。

遍路セミナーを通じて、「一人では歩く自信がない」「もし、歩けなくなったら不安だ」など、歩いてみたいが、なかなかその一歩を踏み出せないというご相談が私のところへ数多く寄せられています。この体験ツアーは、そんな方々のために企画されており、歩き遍路の作法やマナーなどをご理解いただき、不安を解消して歩き遍路を体験していただくために団体で歩きます。そして、万が一の時のセーフティネットとして、車が伴走するという形をとっています。

ツアーは、1泊2日から2泊3日の区切り打ちになりますので、まずは一度、この体験ツアーで歩き遍路を体験してみて、続きはご自身でご自身なりの遍路を計画して巡ってみるのも良いと思います。もちろん、この体験ツアーでまずは一周して結願後、一人で歩き遍路をしたいという方や、ご家族やご友人と計画を立てたいという方もいらっしゃいますので、ご自分のペースでこのツアーをご活用していただければと思います。

■歩き遍路の心得

1) 一日10KM強〜30KM弱歩くことになりますので、歩き遍路に出発する前には、歩く練習をしましょう。歩く練習をすることで、靴を履き慣らすこともできます。

2) 歩き遍路は自己責任の世界です。普段の旅行とは異なり、あくまで修行である事を肝に銘じましょう。(遍路大使はお世話係ではありません。あくまで歩き遍路を手助けする案内人です。)

3) 巡拝中は、白衣・輪袈裟・金剛杖・遍路笠をお遍路さんのマナーとして、身に着けていただきます。ご用意がない方には、無料でレンタルもしておりますので、ご安心下さい。

4) 一人歩きではありませんので、途中で体調が悪くなったり、何らかの理由で極端に遅れて しまう場合は、日程の都合上、車に乗車して移動していただく場合がございます。

5) 歩き遍路では、基本的に雨天の場合も歩きます。

6) お接待は期待してはいけません。しかし、お接待を受けた場合は、ありがたく受け取り、お礼に納札を渡します。


■費用について

基本的には、ツアー当日にお支払いいただきます。費用には、交通費、宿泊費(朝食・夕食含む)、雑費が含まれております。昼食代、ご朱印代などは、自己負担となります。


■車の伴走について

車は、常に一つ先のお寺に先回りして待機しています。車への乗車をご希望の場合は、お早めに遍路大使に申し出てください。道中、歩けない事態(体調不良、怪我など)が発生した場合でも救援が可能ですので、安心して歩き遍路が楽しめます。


■宿の部屋割りについて

男女別、相部屋が基本です。


■荷物について

車の伴走がありますので、貴重品以外は車に置いて歩くことが可能です。ただし、より現実的に歩き遍路を体験されたい方は、荷物を背負って歩いていただいても構いません。


■車での移動について

極力歩いていただけるよう、ツアーの内容を組み立てておりますが、短い日数での区切り打ちとなりますので、必要に応じて車で移動する箇所もございます。ご了承ください。


■催行について

最小催行人数5名から、最高催行人数8名となります。参加者とボランティアを1名募っていますので、人員が確保できた場合、開催が決定いたします。

  

■開催期間について

春季と秋季に予定を立てております。詳細については、ツアースケジュールをご確認下さい。


■セミナーについて

歩き遍路が初めての方で、体験ツアーへの参加を希望される場合は、事前に遍路セミナー「はじめの一歩」への参加もオススメいたします。まずは、歩き遍路について学びましょう。

■ お一人で歩き遍路をお考えの皆様へ

■歩き遍路の心得

1)歩き遍路で四国一周すると、その距離は約1200km。その中で、昔ながらの遍路道(あぜ道)は200km程度で、残りはアスファルトなどの舗装された道です。
一般的に歩き遍路で辛いのは「遍路ころがし」と呼ばれる、きつい上り道であると言われていますが、実は一番辛いのは舗装された道、国道(酷道)です。夏場は太陽の照り返しにより体力が奪われ、固いアスファルトは遍路道より足への負担がかかり、マメができやすい環境です。特に、室戸岬、足摺岬への道中は国道沿いを長距離歩くため、要注意です。

2) 初めての通し打ちの場合は、45日程度のゆっくりした計画を組まれるとよいでしょう。お遍路はスタンプラリーでも競争でもありません。道中、地元の方々とゆったりとお話しするくらいの余裕を持って廻ると、お四国の魅力をより感じることができます。「花へんろ」の著者の早坂暁さんは、「札所と札所の間にこそ遍路の魅力がある」と語っておられます。

3)第五十八番札所:仙遊寺の小山田住職は、「遍路に行くときは、時計と名刺を置いていきましょう」とおっしゃられます。お四国では、在職中の肩書きや立場などは必要ありません。ただの一人のお遍路さんとして、あまり時間を気にせず、心穏やかにお四国を歩かれることをお勧めします。

4)歩き始めてから1週間くらいは、身体慣らしのため、ゆっくりめに歩くことをお勧めします。目安としては10日目前後で室戸岬到着、20日目前後で足摺岬が標準となります。


5)荷物は25リットル以内のリュックで十分です。また、重さは5kg以内におさえるようにしましょう。遍路宿や宿坊では洗濯ができますので、着替えは少なくても大丈夫です。お金と薬以外で、実際に3日間使用しなかったものは、現地から宅急便で送り返すなど、いかに荷物を少なくし、軽くするかが、歩き遍路の重要なテーマの一つとなります。

6)お遍路に出る前の装備については、「靴選び」「雨具選び」が非常に大事です。靴は履きなれたもので、一般的にはウォーキングシューズ、雨具は防寒具代わりになり、急な雨にも素早く着脱できる、上下セパレートタイプをお勧めします。      

7)足のマメや筋肉痛は、どんなに歩き慣れている方でもなります。マメの対応については、早めの手入れが重要です。入浴後、マメの水抜きをし、消毒液とバンドエイドで処置をしましょう。また、筋肉痛についても、朝、歩きはじめる前のストレッチや、お風呂で筋肉をもみほぐすなど、快適に歩けるようケアをしっかりする事をお勧めします。

8)登山経験者の方やハイキングで歩き慣れている方でも、遍路道では迷います。歩いているときは、地図と標識や道しるべをこまめにチェックし、おかしいと思ったら早めに地元の方に道を尋ねるようにしましょう。20分以上歩いて、遍路シールや道しるべの札が見当たらなくなったら、引き返す勇気も必要です。

※私がオススメする地図は、「四国遍路ひとり歩き同行二人(地図編)」です。歩き遍路が初めての方には、(解説編)もお役に立つことでしょう。

9)宿の予約については、春や秋は混んでいる事が予想されますので、早めの予約をお勧めします。ご自分の歩くペースや体調により、翌日、翌々日までの予約をされると良いでしょう。予約した宿は、極力キャンセルしないように注意して、もし、キャンセルする場合は、必ず、早めに連絡をしましょう。

※宿の方や他のお遍路さんにご迷惑をかけないよう、一人一人が自覚して心がけることをお願いしたいと思います。

歩き遍路では、車やバスからとは、一味も二味も違った光景を見る事ができるでしょう。
道中、苦しい坂道や辛い階段もありますが、その道の先に嬉しい事や感動する事も待っているでしょう。歩き遍路では、自然の美しさや人の温かさをより深く感じることが出来ると思います。今まで歩き遍路体験ツアーにご参加いただいた方も、お四国の魅力に感動し、笑顔で「また歩きたい!」と、おっしゃっていらっしゃいます。
是非一度、私達と一緒に、お四国を歩いてみませんか!

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